死ぬまでに見たい花
この春、見てみたいと思っています。
珍しい「エキウム ウィルドプレッティ」咲き始めました!
掲載日:2019年4月30日 (火)
エキウム ウィルドプレッティ
赤い花がだんだんと咲いてきました。
徐々に咲き進み5月中旬ごろまで見られる予定です。
エキウム・ウィルドプレッティ(Echium wildpretii)は、ムラサキ科、シャゼンムラサキ属(エキウム属)の半耐寒性多年草です。
スペイン、カナリア諸島最大の島、テネリフェ島原産の植物で、テイデ山、砂漠性の亜高山帯に自生しています。
高度2000mぐらいに分布し、夏は最高気温15℃程度、冬も最低気温0℃は下回らない場所で、乾燥と低温には強いけど、日本の高温多湿には弱い植物です。
日本では開花後の夏越しが難しいので一年草または二年草扱いになるようです。
高さ3メートルを超えて育ち、株の中心から円錐状の淡紅色の長い花穂を1~2m伸ばし、雄大な草姿となります。
開花期の4月下旬から5月上旬には鮑20,000個の花がつき、その外見から「宝石の塔」(Tower of Jewels)と呼|ぱれています。
気候環境の違いから、生育は困難と言われていて、日本ではあまり見かけることのない珍しい植物です。