覚えておきたいこと

日常生活での「覚えておきたいこと」
を書きます

ブラシノキの実

ブラシノキの花を見に行くと、、、


あれ?   花の下に、実が付いてる!






帰宅後、調べてみると、


種は1年後に熟しますが、樹上についたままであれば4年ほど発芽可能です。種まきから増やす場合は4月が適期で、花が咲き終わった後しばらくすると、


枝に古い瘤のような又は虫の卵のような小さな固い実がついておりそこに種子が詰まっています。その中から今年~3年前くらいまでの間になった果実を枝から選び出していきましょう。枝からナイフで剥がして、果実を縦切りにしたりなどで割って種を取り出していきます。


5~6月頃に開花する花の花弁は緑で小さく目立ちませんが、赤い長い花糸が目立つものとなっています。本年枝の先には、長さ5~10cmの穂状花序をだし花弁や萼は開花後すぐに落ちていきます。残った多数の雄しべが、赤いブラシのように見える無数の雄しべとなります。


ブラシのように見える花穂の先から新しい芽が出て、本年枝が伸びていくのもブラシノキの特徴のひとつです。花が終わっても本年枝はさらに伸び続け、枝には小さくて丸い粒々の実が枝を取り巻くようにびっしり付くようになります。


茎にグルリとついている果実は2~3年は残って、種はいつまでも枝にへばりついています。それが数年間付いたままになっていることもあるのは、同じオーストラリア原産のユーカリと同様に森林火災で実がはじけ種子が風に乗って運ばれる仕組みとなっているのです。


納得!